計画相談支援って何をするの?
私は今年度の4月から相談支援事業所ブルームに異動になり、それまでは皆さんの生活の場(垂坂山ブルーミングハウス)で支援員として業務に携わってきました。生活の場でも計画相談支援という言葉を聞いていましたが、異動になり改めて計画相談支援とは?と聞かれた時にきちんと答えることが出来ないことに気づきました。理解しているようで理解出来ていなかった計画相談支援についてコラムにしてみようと思います。
【目次】
1.計画相談支援とは?
2.サービス利用支援、継続サービス利用支援
3.まとめ
1.計画相談支援とは?
『計画相談支援』とは、『相談支援事業』の1つで障害福祉サービスの利用を支援するサービスです。障害福祉サービスの利用を行う時に必要となる計画案を作成したり、作成した計画がご本人にとって適切であるかをその都度確認を行い支援を行います。
障害福祉サービスを利用するにあたり、自治体へ利用申請を行いますが、その際に必ずサービス等利用計画を作成しなければなりません。
計画相談支援では、このサービス等利用計画を活用し、調整を行ったり、障害福祉サービスの利用が適切であるかを随時モニタリングしていきます。
2.サービス利用支援、継続サービス利用支援の違いは?
ポイントは、障害福祉サービスを「これから利用する」のか、「すでに利用している」のかというところです。なお、「サービス利用支援」では変更申請も行っていますが、これは、サービス利用中に別の新たなサービスを「これから利用する」場合の支援です
特定相談支援事業所が提供しており、これから障害福祉サービスを利用する方は「サービス利用支援」、すでにサービスを利用していている方は「継続サービス利用支援」を利用できます。
サービス利用支援とは、障害福祉サービスを利用するときに、その利用者にとってどのような障害福祉サービスが最適かをマネジメントします。
障害福祉サービスの申請時に提出する『サービス等利用計画案』の作成から、障害福祉サービスの支給が決定した時の連絡や調整、サービス等利用計画の作成に至るまで行います。
自立した生活や社会生活を円滑に行うために、障害がある方にとってどのような支援が最適なのかと相手の立場になって考えてサービスの提供までをサポートします。
3.まとめ
障害福祉サービスの利用をしたいと思っていても、様々なサービスがあり、自分でどれを選べば良いのか、ご本人にとってどの支援が必要なのかを判断することが難しい。
そんな時に、計画相談支援を利用することで、ご本人に必要な支援を紹介してもらい利用申請を行うことが出来ます。
計画相談支援では、様々な相談を行ったり、必要な書類の作成を行います。障害福祉サービスに関して気になることや疑問があればまず相談してみてください。